2017年3月より拠出を開始したイデコ(iDeCo)も、2年3カ月が経過しました。毎月の掛金は上限いっぱいの23,000円。現在パートをしていますが、夫の扶養の範囲内で働いているので年金の上では第3号被保険者です。これは専業主婦の方と年金上では同じです。
毎月の掛金は自分のパート代から払っています。正直、このお金があったらと心が揺らぐことがないと言えばウソになりますが、将来のため老後のため強制的に貯められるのはメリットだと思っています。
専業主婦の場合、掛金は主に夫の収入から払うことになりますが、掛金が夫の所得控除にならないので注意が必要です。イデコ(iDeCo)の最大の特徴である所得控除が利用できないのが、残念な点ですが、メリットは他にもあります。
イデコ(iDeCo)を始めたきっかけ
第3号被保険者の私が将来もらえる年金は基礎年金のみ。その基礎年金も働く人との不平等さから、今後どうなるか不明な部分が多々あります。
老後に自分の身は自分で守るためイデコ(iDeCo)を始めました。毎月23,000円を20年間拠出すると
23,000円×12か月×20年=5,520,000円
掛金だけで550万円以上になります。
金利が良いといわれるネット銀行の定期預金。私が利用している住信SBIネット銀行の1年定期金利は、キャンペーン金利で6月現在0.2%です。毎月23,000円を20年間積立し、年利0.2%で複利計算してみると5,632,126円でした。税引前の金利で約11万円です。
イデコ(iDeCo)の場合、利益に対して税金はかからないので金利約11万円は全て頂けます。でも、20年間積立したのにたったこれだけ?という感じがします。
利益に対して税金がかからないメリットを利用するためには、やはり投資商品を購入するべきです。私はイデコ(iDeCo)の掛金を全額投資にあてています。
投資ですので、増えるときもあれば減るときもありますが時間を味方にするしかありません。全額投資が良かったのかどうかは20年後にならないとわかりませんが、今はこのスタイルでいきます。
イデコ(iDeCo)の資産状況
ではイデコ(iDeCo)を始めて2年3か月経過した、現在の資産状況をご覧ください。毎月貯蓄簿をつけているので、資産状況は毎月確認しています。増減に一喜一憂してもしょうがないのですが、増えているとやはり嬉しいものですね。
掛金が62.1万円で1.4万円ほど利益が出ている状況です。この利益も投資商品を売却しないと実際に利益確定はしないので、いつマイナス損益になるかもわかりません。
イデコ(iDeCo)の難しいところは、どのタイミングで投資商品を売却するかだと思います。20年後には拠出期間も延長されているかもしれないので、なるべくベストなタイミングで売却したいです。
私が加入しているイデコ(iDeCo)の運用会社はSBI証券です。手数料も安くおすすめです。
主婦がイデコ(iDeCo)に加入して最大限のメリットを受け取るには
働いている人がイデコ(iDeCo)に加入すると、掛金が所得控除され所得税が減るというメリットがあります。専業主婦や夫の扶養内で働いているパート主婦などは、このメリットが全く利用できません。なぜなら納税していないからです。
でもイデコのメリットは所得控除だけではありません。投資商品を購入し、利益がでても利益にたいして税金を払う必要がないのです。普通に投資信託で利益が出たら、20.315%の税金を払うのにイデコなら無税なので利益はなるべく多い方がいいです。
それとイデコを年金として受け取るときにも、税金がかからない方法が用意されています。
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