陸マイラーになって数年。地道に貯めたマイルが期限切れになる前に、特典航空券に引き換え、子供と2人、グアム旅行に行くことになりました。グアムで人生初めてのシュノーケリングに挑戦。
関空からグアムまで3時間半。食事をしてたらあっと言う間でした。グアムの気候は雨季と乾季がありますが年中暖かく、いつでも海で泳げる常夏の島。時差は+1時間で、リゾート特有の、のんびりした時間が流れていました。
シュノーケリングに便利な立地のホテルと便利グッズ、グアム旅行のお土産情報です。最後にうっかり者の失敗談もありますので、グアム旅行の参考にしてください。
ホテル
ホテル選びの基準にしたのは
・ビーチに面している
・イパオビーチが近い
・値段が手頃
の3つです。
ヒルトングアムやパシフィック・アイランド・クラブ・グアム(PICグアム)の方がイパオビーチに近いのですが、節約旅行なので値段が手頃なパシフィックスターリゾート&スパというホテルに決めました。決めるまで、地図と値段のにらめっこでした。
グアムで一番の繁華街のタモン中心部からは遠いけれど、ホテル周辺は日本人が少なく、静かな環境です。周辺にはコンビニやKマート、有名なレストラン「プロア」などがあり、食事にも困りません。
ホテルは海に対して垂直に建っているので、全室オーシャンビューです。私たちが泊ったのは東側、海に向かって右側の部屋でした。
ホテルの部屋から見た、タモン湾。手前の薄い青色の海が遠浅でサンゴがある場所。白波から奥の濃い青色の海は外洋なので、シュノーケリングには危険な場所です。
ホテルの感想です。
子供はビーチベッドでお昼寝していました。潮風が心地よく、最高だったそうです。
小さめのプールやスポーツジム、卓球台もありました。
他は不便もなく、快適にすごすことができました。
シュノーケリング
シュノーケリングに必要な物
・水着、長袖ラッシュガード、スイムトレンカ、ハーフパンツ、スイムシューズ
・シュノーケルゴーグル
・防水携帯ケース
・日焼け止め
水に強いスーパーウォータープルーフSPF50+PA++++
スプレータイプの2種類
・無料レンタルのライフジャケット
遠浅といってもやっぱり海なので、ライフジャケットはあった方がいいです。足がつったときも、ライフジャケットを着ていたのであわてずにすみました。あとは全て日本で購入し、持って行きました。
シュノーケリング時の服装
水着の上に、長袖ラッシュガード、スイムトレンカ、ハーフパンツ、スイムシューズです。スイムシューズ以外は全てUVカット機能付きです。肌が出ている部分は首から上と、指先だけです。この上に、さらにライフジャケットを着ました。
着こみ過ぎ?とも思いましたが、日焼け防止と危険防止です。シュノーケリングしている人は、こんな感じの服装の人が多かったです。
シュノーケルゴーグル
以前から持っていたもの。一般的にあるタイプのゴーグルで口にくわえて使います。口でしか息ができません。めがね部分に水が入りがちで、曇りやすい。
今回新たに日本で購入して持って行ったもの。
上の部分がちょんまげみたいですが、ここが空気の通り道です。ちょっと怪しい見た目ですが、とても実用的なゴーグルです。
フルフェイス型のゴーグルは顔全体を覆い、鼻でも口でも呼吸できるので、息がすごく楽です。とにかく視界が広く、本当に魚やサンゴがよく見え、シュノーケリングにぴったりです。曇りにくく、意外に着脱も簡単で、買って良かったです。
私は持っていませんが、小型防水ビデオカメラのGoProもおでこ上に装着でき、水中撮影も楽しめるそうです。
防水携帯ケース
家で防水性能の確認をして行ったので、防水は完璧でした。でも、うまく写真が撮れませんでした。
ビニール部分が分厚いので、押したいボタンがうまく押せません。違うボタンを押していたり、勝手にカメラ機能が終了していたり。
防水性能はあるけれど、水中撮影に適しているかというと、そうではありませんでした。私の使い方が悪かったのかもしれませんが。防水なので、少額の紙幣を入れておいても大丈夫でした。
日焼け止め
日焼け対策はラッシュガードと日焼け止めで、完璧だと思っていました。が、あとで気がついたのですが、髪の毛の分け目が、日焼けしてしまいました。曇りだったのに、グアムの紫外線は強烈ですね。
地味~に痛いし、後日、皮もむげてしまいました。忘れがちな耳は、日焼け止めを塗っていたので、大丈夫でした。
スプレータイプの日焼け止めがあったので、頭皮にも使うべきでした。頭以外はジェルとスプレーでこまめに塗り直したので、日焼けはしませんでした。
イパオビーチへ行く
パシフィックスターリゾート&スパ前のビーチから東へ、砂浜を約500メートル歩くとイパオビーチがあります。イパオビーチはタモン湾の南西にあり、芝生の公園が併設されています。水シャワーやトイレ&更衣室もありますが、今回は着替えを持って行かなかったので利用しませんでした。
イパオビーチはグアムでも有名なシュノーケリングスポットで、透明度が高く、たくさんの魚を見ることができる人気の場所です。芝生の公園は地元の人たちの憩いの場所で、バーベキューを楽しんでいる家族もいました。
ホテル前のビーチからイパオビーチまでの行き方
この写真はパシフィックスターリゾート&スパ前のビーチを、海に向かって左に歩いて行ったすぐのところです。真ん中、奥に見える建物がホテルヒルトングアムの建物です。
潮が満ちているときは、海の中をざぶざぶと歩いて行きます。海に張り出た木の下を通り抜けると、石とコンクリートで作った大きな岩があり、その岩には数メートルの四角い穴が開いています。誰が作ったのか、謎の岩がちょっとした探検気分を盛り上げてくれます。
その岩の向こうへ、さらに海の中を歩いて行くと、PICグアムの前のビーチに出ます。遠浅で波も静かですが、海の中はサンゴのかけらや石が多いので、ビーチシューズは必須です。
PICグアム前のビーチではたくさんの人が、ビーチアクティビティを楽しんでいますが、気にせず砂浜を歩いて行くと、イパオビーチに到着です。ゆっくり歩いても10分ぐらいで着きます。本当に近いです。
サンゴがあるところは濃い色になっているので、そこを目指して泳いでいきます。きれいな海とたくさんの魚、ず~っとぷかぷか浮いていたくなります。
サンゴの成長は1年で1~10㎝程度と言われています。海の生き物の住みかとなる貴重な場所なので、サンゴに触れないように気をつけます。潮が引いてくると、サンゴに足がつきそうになり泳ぎにくいので、シュノーケリング終了です。
魚
ホテル前とイパオビーチで撮った写真です。サヨリによく似た魚が、私たちを監視するかのように周りをぐるぐる泳いでいました。こちらを見ながら、水面付近をずっと泳いでいました。おとなしい魚です。
ピンボケなのですが、このカラフルな魚はムラサメモンガラというそうで、この魚に突然噛まれました。ものすごい速さで泳いできて、足と指先を噛まれました。
足はスイムシューズがあったから大丈夫でしたが、指先は結構痛かったです。直径7~8㎜の歯型?口型?がうっすら赤く残っていました。ムラサメモンガラは何匹もいましたが、噛まれたのはこのとき1回だけでした。
調べてみると、この魚は気が荒く、卵を守るために攻撃的になるそうです。噛まれたのは1回だけだったので、個体差もあるのかもしれません。
写真よりも海の中はもっときれいなのですが、それがうまく伝わる写真が上手に撮れなかったのが残念です。10㎝弱の青いかわいい魚が群れてたくさんいました。
グアムのお土産
Kマート
パシフィックスターリゾート&スパ前の信号を渡って、上り坂を10分くらい歩いていくとKマートという24時間営業の大きなお店があります。食品、家電、おもちゃ、衣類などいろいろ売っていて、スーパーとホームセンターが一緒になったような感じでした。ローカルに人気なのもわかります。
アメリカンな雑貨や食品に興味がある人は、かなり楽しめます。友達に配る用のお土産もたくさん種類があるし、ピザのフードコートもあります。
私たちは少し早起きして、朝食前の涼しい時間にお土産を買いに、歩いて行きました。途中、インスタ映えしそうな写真撮影スポットがあります。「I❤GUAM」のロゴが入ったお土産も、グアムのいたるところで売っています。
アメリカンなお菓子。ラムネとハイチュウを混ぜて作ったような、日本のお菓子にはない食感でお気に入りです。
チョコレートブラウニーミックス3.99ドルを買ってみました。裏に作り方が書いてあり、ホットケーキミックスのように卵などを加えて焼くだけ。簡単に作れて、美味しかったです。ラムネ菓子のアイスブレイカーズ2.79ドル。
配る用のお土産には、マカデミアチョコレート。箱がかさばるので持って帰るのには、少量入りがベストでした。mede in GUAMで6個14.99ドル
子供が自分用に気に入って買った、グアムの街並みが描かれた財布12.99ドル。お友達にも好評だったそうです。
GPO(グアムプレミアアウトレット)
グアムにあるアウトレットモールのGPOに行きました。建物の中には、アウトレット商品を扱うブランドショップがたくさんあります。一例ですが、カルバン・クラインやリーバイス、トミーフィルヒガーなど。
靴屋だと、いろいろなブランドのアウトレット商品があるので、じっくり時間をかければ掘り出し物に遭遇できます。
他にもフードコートや、ドリンクスタンドも充実しています。建物の外にも、映画館や人気レストランのルビーチューズデイ、アイホップなどもあり、1日中楽しめるショッピングモールです。
タモンサンズプラザからGPOまで無料シャトルバスが運行されています。宿泊ホテルのパシフィックスターリゾート&スパの正面玄関前にもバス停があるので、バスに乗って買い物に行きました。バスは、朝10時頃~夜最終9時頃まで、1時間に2,3本あるので便利です。
トミーヒルフィガーの服。長袖が安かったのでたくさん買いました。
トミーヒルフィガーの赤いリュックはしっかりした作りで、重い荷物を入れても大丈夫です。
ミネトンカのもこもこ靴は1足29.99ドル、ロスドレスで買った厚底クロックスは14.99ドル。全体的に大きめサイズが多いので、自分のサイズに合う靴があれば即買いです。
本屋さんがあったので、日本のマンガの英語版とお菓子作りの本を買いました。マンガの英語版は字が全て大文字なので、ちょっと見慣れず読みにくいです。まだお菓子作りはしていませんが、英語の本って持っているだけで、おしゃれな気分になれるのはのなぜでしょうか。
グアムでの失敗談、こんなことに注意
私のうっかりミスによる失敗談です。旅の恥はかき捨てですね。
GPO無料送迎バス
GPOからの帰り、無料送迎バスに乗っていたときのことです。帰りも宿泊ホテルのパシフィックスターリゾート&スパ玄関前に停車すると勝手に思い込んでいたのですが、実際は停車しませんでした。停車するのは行き、だけだったのです。
帰りはロイヤルオーキッドホテル前で下車しないといけないのに、乗り過ごしてしまい、タモンサンズプラザまで行ってしまいました。
タモンサンズプラザに着いて、そのまま乗っていたらまたホテルに連れて行ってもらえるかなと思っていましたが、運転手さんに降りるように注意されました。この場所にまた戻ってくるから、一度降りてみたいなことを言われました。
外で待つこと10分少々、タクシーで帰らないとダメかなと考えていると、同じバスがまたやってきて乗せてくれました。外はもう真っ暗でしたが、無事にホテルに戻ることができました。
無料シャトルバスのバス停は行きと帰りで違うので、気をつけましょう。ちゃんとバス停の地図を見てたら、間違う人はいないかな、私だけですね。
GPO無料シャトルバスの停車順序
<行き>
タモンサンズプラザ
↓
パシフィックスターリゾート&スパ
↓
PICグアム
↓
GPO
<帰り>
GPO
↓
PICグアム向かい
↓
ロイヤルオーキッド
↓
タモンサンズプラザ
DFS無料シャトルバス
最終日のバスの話しです。Tギャラリアby DFSでユナイテッド航空の事前チェックインができ、スーツケースもそこで預けられるのでDFSに向かいます。
DFSにはホテル玄関前から、無料シャトルバスがあるので乗る予定でした。スーツケースを預けたら、手ぶらで買い物~と思っていました。DFSはハイブランドが集まる免税店です。
やってきた無料シャトルバスは、左右に2人づつ座るタイプの大型バスです。通路は大人1人が通る幅しかなく、ステップも2段くらいあり、大荷物な私たちは明らかに場違い。
そのバスに大きなスーツケースを持って乗り込もうとしたので、運転手さんからこのバスは空港には行かないよ、DFSに行くけどいいの?と念をおされました。
OKと行って乗ったものの、通路が狭く床がもこもこでスーツケースがごろごろ出来ず。スーツケースが通路にあると他の人が乗り降りできないので、人がいない後ろの席まで必死で移動しました。
無料にひかれて乗ったシャトルバスですが、買い物客の送迎用で、スーツケースなど大きな荷物がある場合を想定したバスではないので、乗り降りに苦労しました。
ちなみに、ユナイテッド航空の事前チェックインをしておくと、専用バスチケットをくれ、DFSからは無料のバスで空港まで連れて行ってくれます。
機内持ち込み荷物
DFSでスーツケースを預け、身軽になったので買い物に行きました。そこでフィナデニソースというグアム風のピリ辛ポン酢のビン6.99ドルを見つけました。グアムの食事でフィナデニソースを食べて美味しかったので、自分の用に買いました。
その後空港に到着し、保安検査場です。荷物をチェックしたあとで、係の人に呼ばれて荷物を開けるように言われました。何もあやしいものは入っていないけどと思っていると、ついさっき買ったフィナデニソースが100ml以上の液体だから、持ち込みダメだって!
日本を出発するときは、手荷物に100ml以上の液体を持ち込んだらダメだってちゃんと分かっていたのに。スーツケースを先に預けたことで、帰りはそのことをすっかり忘れていました泣
買ったばっかりのお土産を容赦なく没収されて落ち込む私に、係の人はフィナデニソースは自分で作れるから作りなよってなぐさめてくれました。
行きも帰りも、100ml以上の液体は必ずスーツケースに入れましょう。機内持ち込み手荷物にするときは、それぞれ100ml以下の容器を、縦横の辺の合計が40㎝以下の透明なチャックつきの袋に入れます。
グアムでの言葉の壁
英語はほとんどしゃべれませんが、相手の言うことは何となくわかりました。でも、ちゃんとした返事が、とっさに出て来ないんです。
片言の英語でなんとかなりましたが、英語力欲しいと何度も思った旅になりました。
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