パート主婦が働くとき
年収103万円以上になると
どのような税金や社会保険が
関係するのでしょうか。
勤務先の被保険者数が500人以下の
会社(中小企業)で働いているパート主婦は
社会保険の加入は
原則年収130万円以上からです。
平成29年4月からは会社と従業員の
合意要件を満たせば社会保険の加入が
認められるようになりましたが
ここでは中小企業勤務
社会保険なしの場合の話です。
勤務先の被保険者数が501人以上の会社の
パート主婦はこちら
年収103万円~130万円のときの
税金をみてみましょう。
税金
所得税
年収103万円を超えると所得税がかかります。
計算式は収入ー給与所得控除ー所得控除(基礎控除)=課税所得
年収106万円のときは
年収106万円ー給与所得控除65万円ー基礎控除38万円=課税所得3万円
課税所得195万円以下の場合は税率5%なので
課税所得3万円×5%=1,500円
給与所得控除は年収1,625,000円までは65万円
その他の所得控除がない場合として
計算しています。
住民税
住民税の詳しい計算式はこちらです。
年収106万円のときの住民税は
約11,000円です。
勤務先の被保険者数が500人以下の会社に
勤務していて社会保険加入の要件を
満たしていない場合の税金は
年収106万円のとき
所得税1,500円+住民税11,000円=合計16,000円
年収130円に限りなく近く働くと
手取りもそれだけ増えるのでお得といえます。
ただし2019年以降年収106万円以下で
社会保険加入の範囲が拡大されていく
可能性があるので新しいニュースに
注意をしていく必要があります。
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