私の子供は国語が大好きです。そして得意科目にもなりました。特別なことはしていませんが、小さいときから絵本が好きだったのが関係していると感じています。
絵本好きになった理由を考えてみました。
絵本読み聞かせの方法
絵本好き、本好きな子供になって欲しかったので、子供が生まれたら絵本をたくさん読んであげようと思っていました。幼児教育に興味があり、いろいろ調べていくうちに、絵本がインプットには最適だとわかったからです。
出産前に絵本セットを購入、胎教開始
妊娠して子供が生まれるまでに、60冊くらいの絵本セットを購入しました。図書館で借りることも考えましたが、自分の絵本がすぐ近くにあって手軽に手に取れる環境にしたくて、購入に踏み切りました。
毎年何冊も出版される絵本の中から、よいものを自分で探し出すのは正直大変です。昔からずっと残っている定番の絵本は、赤ちゃんウケも良いはずと思い、定番の絵本がセットになったもの購入しました。60冊のセットは赤ちゃん用から3歳用までバランスよく入っていました。
絵本は、表紙がかなりしっかりしていて、カラフルで値段も意外に高いし、何より重たいです。出産してから買おうとか、赤ちゃんと本屋に行って気にいる絵本を選ぼうとか思ってらっしゃる方。出産祝いを頂いてから絵本を購入しようと考えている方。どっちみち買う予定なら、早めに買っておくことをおススメします。
特に第一子の場合は全てが初めてのことで、出産後しばらくは赤ちゃん中心の生活になります。私は絵本を選ぶ心の余裕はありませんでした。早め早めが正解ですよー。
赤ちゃんがお腹にいるときから、お母さんの言葉は聞こえていると言われていたので、妊娠後期にはときどき絵本を読んで聞かせていました。胎教ですね。羊水の中なので、プールにもぐっているときのような感じなのでしょうか?きっと反応があるはずと信じて、読み聞かせていました。
ゴロン期、機嫌がよければ何でもウェルカム
ゴロンと寝ている時期は、一緒に横になって絵本を読んでいました。生後しばらくは目もあまりよく見えていない赤ちゃんですが、声は聞こえているので、話しかけるつもりで読んでいました。もちろん妊娠中に読んでいた絵本も、読みましたが残念ながら特に反応はありませんでした笑
目で物を追うようになったら、絵を指さして、赤ちゃんが見ている前提で読み聞かせしていました。全く字がない絵だけの絵本もあったので、勝手に絵の説明をしながら読んだり、想像で話を作ったりしました。
機嫌がよければ、ちょっとだけ字の多い絵本を読んだり。あかちゃんはゴロンと寝ているので、視界に絵本があったらおとなしく見てくれました。絵本の種類は何でもウェルカムな時期でしたね。
「あー、うー」と声がでるようになると、赤ちゃんも一緒に絵本を読んでいるつもりのようでした。反応が面白くなり、毎日たくさんのことを吸収しているのを感じる時期でした。
絵本に興味がなく、寝返りを練習したり他を見るときはさっさと絵本中止です。
お座り期、見えるもの全てが興味の対象
1人でお座りできるようになったら、膝の上に座らせて読み聞かせができます。椅子に座らせて、机に絵本を置いて読むこともできます。
手でバンバン絵本をたたいたり、ページをめくろうとしたり、行動も活発になるのであまり絵本を見ていない?興味ない?と思うこともありました。絵本を読み聞かせていても、はいはいでどこかに行ってしまうときは、無理せず次の機会に。
この頃には、寝る前に絵本を読むのが習慣になっていました。初めての歯が生えてきたら、夜に夫がいるときは絵本&歯磨きタイムになりました。普段絵本を読まない夫が絵本を読むと、赤ちゃんも新鮮な感じがするのか、集中して見ていたのでそのすきに私が歯ブラシでごしごし磨いていました。
普段私1人のときの夜寝る前は、歯磨きしたら絵本読もうねと言って、適当にちゃちゃっと短時間歯磨きでした。夫が休みで時間のあるときに、夫と赤ちゃんがゴロンと寝転んで絵本タイム、その時に私が歯磨きをしていました。
反応がいい絵本は読む回数も増えます。「いないいないばあ」を読んで、きゃっきゃと笑うようになると私も嬉しくて何度も読んでいました。
よちよち期、じっとしてるより歩きたい
歩きだすと、ますます周囲のことに興味が出てきてじっとしていませんよね。でも、子供の手の届くところに絵本を置いていると、自分で絵本を取ってきて読んでということも増えてきます。
手先も器用になっているので、本を破ったりぐちゃぐちゃにすることもありましたが、「本は読む物で破る物じゃないよ」と言い聞かせました。破るたびに、子供の見ている前でセロハンテープで補修しました。子供の本なので、怒らない怒らないと自分に言い聞かせながら…。
ストレス発散したいの?と思うときは新聞紙や広告などいらない紙をあげて、ビリビリ破らせました。
歩けるようになると、一緒に図書館に行って、好きな絵本を選ばせました。絵本でもない突拍子もない本を選んだりしましたが、1冊は好きに選ばせていました。図書館には紙芝居もあったので、紙芝居を読むこともありました。
絵本を1日10冊を目標に読み聞かせた
1日10冊と聞くと、多いような気がしますが、絵本なので1冊が短時間で終わるし、あっという間です。朝、昼、夜と3~4冊ずつ分けて読むと案外すぐに読めました。
絵本を1回読んだら、裏表紙に正の字を書くことにしました。1日10冊読むと同じ絵本を何度も読むことになるので、どんどん正の字が増えていきました。同じ絵本だと大人はすぐに飽きるのに、子供は飽きずに何度も読むから不思議ですよね。
正の字が増える達成感がありました。自分で購入した絵本なので、気がねなく書き込めるのもよかったです。
2週間ごとに図書館に行って、私、夫、子供の3人分の貸出カードで毎回30冊近く借りていました。2週間あれば30冊の絵本も確実に読めます。幼稚園に行くまではだいたい続けていたと思います。
絵本読み聞かせのコツ
赤ちゃんに絵本を読んでもわからないから、大きくなってから読んであげようとするよりは、なるべく小さな赤ちゃんのうちから絵本に興味を持たせた方が、絵本好きになると思います。ゴロン期のうちから絵本を読み聞かせまると、お座り期やよちよち期に開始するよりも絵本が自然に生活の一部になります。
絵本に興味を示さないときは、無理に読ませることはせず、すぐに手に取れる場所に置いておくといいと思います。ちょっとでも興味を示したら、そのタイミングを逃さずさっと読んであげます。
子供の集中力って短いです。1~2ページで飽きてしまうこともあります。逆に、同じ本を何度も何度も繰り返し読んで、ということもあります。絵本を読んでも読まなくても、赤ちゃんの成長に困らないと、おおらかな気持ちでいましょう。
絵本を読み聞かせることが目的というよりも、子供とコミュニケーションをとる1つの方法として、絵本を利用するといいと思います。何冊読むということにこだわることなく、親子楽しく絵本を読むことで、結果、子供が絵本好き本好きになったと思います。
絵本セットのいいところは、親の興味や子供の性別によって、かたよりがないところです。
親が絵本を選ぶとなると、やはり自分の興味や好きなものになってしまいます。絵柄や内容が似てしまうこともあるでしょう。子供の性別によっても、先入観で男の子なら車や電車の絵本、女の子ならかわいくてカラフルなものなど子供が好きだと思うものを勝手に決め付けてしまう可能性もあります。
絵本セットは性別関係ありません。ブルドーザー出てきたりくまちゃんが主人公だったり、私だと絶対に選ばないだろうという絵本がありました。そのおかげで、子供の興味もいろいろなものに向けられていき、どんどん絵本好きになっていきました。
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